看護師が働くことができる職場のメインは医療施設です。医療施設にはさまざまな施設形態があるので、看護師は自分のニーズに合わせて活躍することができます。
医療施設には主に、病院やクリニックなどがあり、いずれも看護師が活躍しています。特に大きな病院は患者さんが多く、看護師の数もそれに比例しています。それだけに、看護師を募集している病院も多く、一番看護師が就職や転職しやすい職場と言えるでしょう。また、地域に根ざしたクリニックも同様ですが、入院病床を要していないため、病院ほど多くの求人は見られません。しかし、日勤のみで働けるので、家庭を持つ看護師にとっては、大変好まれています。
もちろん、医療施設以外にも、看護師が働ける場所は他にもあります。例えば、訪問看護を行っている事業所はその代表格です。病気や怪我をしていて、自宅看護を必要としている人の家を訪問し医師の指示の下看護を行う訪問看護は、近年需要が高まっています。自宅で医療サービスを受けたいという人は今後も増える傾向にあるので、看護師の求人も増えていくことでしょう。
このように、看護師にはさまざまな種類の活躍の場がありますが、どこで働くにしても、患者さんを看護する仕事に変わりはありません。勤務する施設形態は変わっても、看護師としての知識と技術を発揮して存分に活躍できるでしょう。今の職場に不満を抱えていたり、労働条件を見直して転職を行うときには、条件と併せて施設形態にも着目してみてはいかがでしょうか?